西和不動産株式会社

不動産仲介会社の選び方

お問い合わせはこちら

不動産仲介会社の選び方

不動産仲介会社の選び方

2020/10/18

不動産仲介会社の選び方

判断基準のポイントは?

今回は、不動産仲介会社を選ぶ上で知っておいた方が良いことについてお伝えします。

 

あくまで私見になりますが、弊社は仲介会社でもあり、売主でも買主でもありますので、それぞれのメリット・デメリットをたくさん経験しています。

その経験をもとに、お話していきます。

では本題に入っていきましょう。

 

大手・中堅・小規模不動産会社の長所・短所

物件査定額

仲介ですので、どこも高めに提示してくることが多いです。

売主様の利益を考えれば当然のことです。

査定方法については次回のブログで書こうと思います。

 

安心感

大手はとにかく安心感があります。実際によく動いてくれます。

担当者が転勤になる場合もありますが、引き継ぎされます。

※後に記載してある悪質な不動産業者を知る方法に載っていない前提です。

 

地元中堅会社は実績が豊富で、やはり地元事情に精通していますので安定しています。

地元小規模会社は見極めてとしか言いようがありません。

親切丁寧な方もおられますし、よく動いてくださる方もおられます。トラブルが起こった後の対応が良くない可能性があるとだけ書いておきます。

 

要チェックポイント

大手は組織としてしっかりしていますし、当然実績も豊富です。
あとは担当者がしっかりしているかが大切なところです。
最悪、上司のフォローがあるので大丈夫だとは思います。

 

地元中堅会社も担当者選びは当然ですが、大手にはない良い点があります。

それは柔軟な対応ができるということです。例えば問題のある不動産への対応です。建物に関して精通している会社であれば瑕疵(欠陥)についても直せるので修理依頼や買取にも対応してくれます。土地についても同じようなことが言えます。

 

地元小規模会社ですが、こちらは小さいからダメというよりも、どのような会社かという情報を入手し辛く、判断が難しいところだと思います。

以前にも書きました金融機関や不動産会社に評判を聞いてみるのが良いと思います。問題のある不動産対応や買取の提案も実績を聞かれた上で判断されるのが良いと思います。

 

簡単に表にまとめてみました。

【不動産仲介会社の長所・短所】

 

大手

地元中堅会社

地元小規模会社

物件査定額

高め

高め

高め

安心感

要チェックポイント

担当者選び

提案の幅

評判

問題あり不動産への対応

買取対応

 

 

一括査定サイトを利用する

 

最近はWEB上で多くの不動産会社に価格査定を依頼できるようになりました。

この一括査定サイトは、一番高い査定額を見つけ出すために利用される場合がほとんどだと思います。

ただ先に書いた不動産会社(担当者)選びの視点も持って使われるのが良いかと思います。

参考にする分には非常にいいツールだと思います。

 

ここで注意するところは、とりあえず高い査定額を提示し、媒介をとりたいという思惑を持った不動産会社です。

 

実際に売り出すときには、色々と説得されて査定額よりも低い物件価格で売り出したり、一定期間売れないと大幅に減額するように打診される場合があるのです。

結果、相場程度なら問題ないとは思います。(※物件価格はあなたが決められます!)

ただこのような不動産会社はその後の業務についても信頼という点では気になりますね。

「言っていたことと違う」はトラブルや不満の多くの原因です。

こればかりは業務が進んでから分かることなので見抜くのは難しいでしょう。

 

悪質な不動産業者ではないかを確認する

 

不動産には宅地建物取引業法という法律があります。その法律に違反した場合は、免許権者である国土交通大臣または都道府県知事が行政処分を下します。

WEB上で過去の行政処分歴を記載した「宅地建物取引業者名簿」を閲覧できます。

 

・地方整備局(国土交通省)

・不動産業を所管する部署(各都道府県)

・ネガティブ情報等検索サイト(国土交通省)

 

今なら検索サイトで「社名 行政処分」と検索すればシンプルですね。

WEBの書き込み等なので裏付けは自身でなさるか信用できる方にお願いするといいでしょう。

厄介なのは会社名を変更しているケースです。

そういう時は代表者をチェックしても良いのですが完全には分かりません。

信頼できるところに大丈夫か相談しましょう。

ネットの口コミだけでは信憑性に疑問があります。

 

不動産はよく縁のものと言われますが、仲介会社選びも当てはまりますね。

どうもダメだなと思ったら違う会社に依頼し直すのも手です。

ただ前回書きました契約期間には注意してください。

 

次回は「不動産価格の査定方法」についてお話する予定です。

 

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。