不動産買取と仲介の違いは?メリット・デメリット【前編】
2020/09/27
不動産買取と仲介の違いとは?
不動産は独特の言い回しがありますので、とっつきにくいところがありますが慣れれば問題ありません。(そもそも慣れる必要はありませんが)
今回は、不動産取引における「買取」と「仲介」について、あなたが家を売るという想定でご説明したいと思います。
家(不動産)を売るには大まかに2つの方法がありますが、一般的には不動産会社を介して売却します。
殆どの場合、後々にトラブルが発生しないようにプロに任せたいという理由からです。
2つの売却方法とは、
■不動産仲介(売却価格高値重視)
■不動産買取(売却スピード・安心重視)
です。
それぞれの不動産売却の手順は後述しておきますので、ご参考にしてください。
不動産「仲介」のメリット・デメリット
「不動産仲介」は不動産仲介会社に依頼して、あなたが希望する売却価格で買ってくれる買主を広く募集してもらう方法です。
【メリット】
・売れた時は希望額なので満足できます。
【デメリット】
・いつ売れるか分からない。
・瑕疵(かし:簡単に言うと欠陥)について、1年間あなたが保証しなければならない。
具体的には直す為の費用を負担することが多いです。
保証しない条件もつけられますが、拒否されたり売れにくくなったりします。
・仲介手数料(不動産価格の3%+6万円(別途消費税))を不動産仲介会社に支払う。
またリスクとして、結局売主の希望額で買い手が見つからない場合には、減額なら買いたいという買主希望の売却金額に下げて売らなければならない場合もあります。
次回、【後編】では不動産「買取」のメリット・デメリットについてお話しします。
不動産売却の手順
■仲介の売却ステップ
- 1.売却相談・査定依頼
- 2.査定価格のご提示
- 3.売却依頼(媒介契約の締結)
- 4.広告・販売
- 5.買受申し込み
- 6.契約条件の調整等
- 7.不動産売買契約の締結・手付金の授受
- 8.残代金の決済・不動産の引き渡し・所有権移転登記
■買取の売却ステップ
- 1.売却相談・査定依頼
- 2.査定価格のご提示
- 3.契約条件の調整
- 4.不動産売買契約の締結
- 5.残代金の決済・不動産の引き渡し・所有権移転登記